受付時間 9:30-19:30(木土は16:30まで) 休診日 日・祝祭日
心と身体を軽やかに
息づまりとこわ張りを緩めます
こわ張った身体には心地良い刺激で
息をはける身体に
身体と脳に 呼吸するリズムがあらわれます
身体の呼吸が脳を揺り動かし
睡眠力が高まります
脳内の揺らぎは、脳内の老廃物を除去しているはたらきがあります
緊張した身体を施術で緩めてみることで 本来の呼吸がよみがえります
身体の深い呼吸(氣圧)は内側から歪みを矯正する力になります
慢性的な腰痛はもちろんのこと、嚙み合わせや顎関節の問題、ストレスによる頸部の痛み凝りにも効果的です
感染予防に十分に注意しております。
完全予約制になっています。
Tel. 03-3254-0097
身体の呼吸リズム
クラニオパシ(頭蓋療法)という代替医療の分野では、1940年代にすでに脳脊髄液の揺らぎを感得し、オステオパシ治療へと発展させてきた歴史があります。筆者は、1980年前の留学中にこのクラニオパシ(頭蓋療法)との出会いがあり、それ以来今日まで研究し続けてきました。クラニオパシ(頭蓋療法)では、頭蓋と脊柱の中の揺らぎが中心なのですが、私は睡眠時の呼吸運動が全身の体液を揺らしていると感じ取り身体の隅々に伝わる揺らぎに「からだが呼吸する」身体呼吸と名付けています。
大きな圧変動には横隔膜の呼吸運動が必要です。そのためには、まどろむことが効果的で、いかに眠りに誘うことができるかということになります。身体で感じ取る体験的な積み重ねと学術的な研究から、自律神経の揺らぎのなかに呼吸性の揺らぎ(HF成分)が眠りを誘うことが感得できるようになりました。
1分間に9回以下の緩やかなリズムのリンパ管の収縮リズムと同調し体液的な波動となり、呼吸がこのリズムと重なることで全身に伝わる身体呼吸になるものと考えています。
Kindle電子書籍で英語版機能神経学テキストを発刊しました
「Functional Neurology for Manual Medicine Practitioners」(英語版)発刊2024年12月
本書は、徒手療法家が神経科学の知見を治療戦略に統合するために必要な基礎知識を習得できるよう構成されています。多くの神経症状は、画像診断だけでは必ずしも明らかにならない機能的な問題によって引き起こされます。これらの問題に対処するためには、神経機能障害を神経ネットワークの問題として捉えることが不可欠です。この観点から、さまざまな症状を引き起こす原因となる領域を特定し、神経機能を回復する方法を模索する必要があります。機能神経学では、局所神経活動だけでなく、脳における感覚機能の統合を重視し、環境の要求に対する反応を最適化することから、神経系全体を機能的に包括的に理解することが極めて重要です。本書は、機能神経学の創始者であるフレデリック・R・キャリック博士の講義を基に、機能神経学の分野を探求してきた内容です。
感覚刺激(求心性入力)の非対称性または神経ネットワークの混乱により、大脳半球間の不均衡が生じます。前庭、固有感覚、視覚、聴覚などの領域からの感覚入力の減少は、特定の脳領域、特に皮質ネットワークの活動を弱め、半球優位性または抑制につながる可能性があります。治療法は、特定の領域や経路に刺激を与えることで、最適な半球間のコミュニケーションと機能を回復させることになります。
キャリック博士の方法論に加えこの本では、呼吸、睡眠、脳脊髄液の動きなどの身体のエッセンシャルな律動性に注目しています。これらは頭蓋内および脳脊髄液の流れに影響を与え、神経機能と中枢統合に影響を与えます。感覚入力の不足やリズム性の変化により大脳半球の活性化が低下すると、運動、認知、自律神経機能に障害が生じます。
多くの研究論文を基に、機能神経学のコンセプトと治療戦略を分かり易く、筆者の言葉で解説しています。
今回の著書は、脳の健全なはたらきを陰で支える内部環境に着目し、最近注目さているニューロサイエンス研究をもとに、脳機能と呼吸の偏りから大脳半球間インバランスが起きていることを明らかにしている。健全な脳の営みには、身体にかかる重力による刺激、呼吸による酸素の供給と、体液の循環による代謝産物の除去が重要である。この本では、機能神経学のベースとなる内容を解説している。
完売いたしました
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古典に学ぶ Dr. Gordon Holmes 『小脳疾患』~臨床症状とその解釈~
ブログ 脳疲労と筋緊張 大場 弘.
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郷里の鳥海山嶺ブナ林に、「あがりこ大王」と呼ばれる巨木が在ります。炭焼き用に伐採された根幹から、子を立ち上がらせて成長し続けたところから、「あがりこ」と呼ばれています。生命の力強さを象徴するようで、郷里の人々にも親しまれています。