身体は自然とのつながりを求めていますが、心がそれを妨げることから不調和が生まれてきます
心と身体が自ずと融和される実感を、本来の呼吸のありかたである身体呼吸から感じてみてください
そのとき、心のモヤモヤも、身体の違和感も一掃されているはずです
あらゆる治療の基本は身体本来の治癒力を活かすことにありますが、そのような力は身体の6割を占める水と、神経のはたらきによって全身に伝えられています。
生命の源ともいわれる水は身体の呼吸の動きによって体内を流動します。そして、脳と神経の絶妙な働きによって心身の調和を保つことができています。
このような働きを活かすために、身体呼吸療法と機能神経学をベースに施術をおこなっています。
息を詰めていることが習慣性になっていますと、本来の身体の呼吸リズムが抑えられています。
ただ触れているだけかと疑問に思われることもありますが、心地よい圧を身体にかけながらリズムが現れるのを待つ心静かな時間になります。
また必要に応じて、神経/脳に刺激を入れるため脊椎調整や機能神経学的な方法を用います。熟練した技と医学的な根拠に基づきますので心配ありません。
呼吸と言いますと肺の呼吸を考えてしまいますが、細胞にも組織にも呼吸活動があります。
緊張した中で息を詰めた呼吸では、身体のすみずみまでその律動性は伝わっていません。このことが慢性化しますとさまざまな症状となってしまいます。
そこで身体呼吸療法の手技になりますが、リンパなど体液の律動性に同調させることで圧変動を体内に引き起こすことができるのです。
実は、脳の実質8割が水分で、脳にも呼吸リズムがあります。
脳の内部の間質液、それに脳脊髄液の流動にはリズミカルな律動性が必要で、脊髄と脳の神経細胞の健全な活動のために、そうした内部環境はとても重要です。
身体呼吸療法によって、よく眠られるようになったと皆さんから言われるのも、こうした体液の滞りが改善するからです。
不眠の状態が改善できることは、たいへん意義あることと考えています。
不眠が続くことで、心身が変調をきたしてゆくからです。不眠と不安は裏表です。
なかなか気づかないことですが、心の状態が身体に想像以上に影響しています。
個人的な印象ですが、施術で触れて感じる身体の質感が精神状態によって著しく変化してしまうことには、いつも驚かされます。
心身の疲労から身体が無反応であるのはめずらしくはないのですが、深く悩みを抱えている方はあまりにも重く感じられ、身体の呼吸の動きをひろげることがたいへんなこともあります。
内臓臓器の呼吸運動を含め、できるかぎり最善を尽くしています。
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郷里の鳥海山嶺ブナ林に、「あがりこ大王」と呼ばれる巨木が在ります。炭焼き用に伐採された根幹から、子を立ち上がらせて成長し続けたところから、「あがりこ」と呼ばれています。生命の力強さを象徴するようで、郷里の人々にも親しまれています。